原爆の語り部は、「人」だけではありません。被災した建物であったり、道具であったり、植物だったりします。植物で有名なのは「キョウチクトウ」ですが、春の花と言えば、桜!被爆した後、幹から再び芽吹き、花を咲かせて現在までに至る、「被爆桜」があります。人より寿命の長い樹木は、寡黙ながらも立派な原爆の証人です。
そんな被爆桜も既に半世紀を超えて老齢化が進んできたこともあり、被爆した樹木を親木としてその穂木を採取、育成後、学校や公園などに「原爆の継承者」として多数、植樹しています。
ここだけの話、うちみたいな小さな町内の公園にも植樹されてたなんて、正直、ビックリです。桜って、綺麗だけど、毎年きちんと花を咲かせるには結構手間暇掛かるじゃないですか。弱小町内会が、よくその予算を捻り出してるなあと。まあ、昔ほど子供中心にいろんな行事を開催してるわけでもなく、夏祭りなどの大きな祭は、近隣の町内会と合同でやってるから、なんとかなってるのかな。
他のソメイヨシノみたいに、木の下でお花見ができるほどに成長するには、もうしばらくかかるでしょうけど、通りすがりに花を愛でるには、ちょうどいい大きさに育ちました。

被爆桜:ヒロシマエバヤマザクラ
江波山にある樹齢160年のヤマザクラが親木です。長い間、地元では「ちょっと変わったヤマザクラ」と思われていましたが、平成6年4月、京都の桜守である、第16代佐野藤右衛門氏による鑑定の結果、一枝に単弁と重弁の花が混ざり合って咲く上に、花梗が通常の2倍あり、花が房状に付くという珍しい品種であることが確認されました。過去の文献にもなかったことから、「ヒロシマエバヤマザクラ」と命名、平成8年には、広島市天然記念物に指定されています。
要は、ひとつの枝に通常の5枚の花びらからなる花と、八重桜並に10枚前後の多数の花びらとからなる花が咲くってことです。ついでに枝から花までの距離が長い。花として多いのは5枚の花びらのものですけど、たまに「あれ?花弁が多い?」という感じで混じってます。

被爆桜:ソメイヨシノ
旧市庁舎で原爆の被災にあい幹だけになりながらも生き延びて翌年花を付けたソメイヨシノが親木です。今年咲いた公園の他のソメイヨシノは、割合ピンク色が濃いのですが、被爆桜のソメイヨシノだけ白っぽいです。植樹された場所のせいなのか、元の親木が白系が出やすい花だったのかは謎。

たまたま出かけた先のデパートで、生け花展を見かけたので、ふらふらと寄ってみました。その手の素養はまったくないんですけど、花を見るのは好きなんです。特に、春先だと温室花で「春」の先取りが楽しめますから、ちょっと得した気分になります。肩書きのある方の作品より、学校クラブから参加した作品の方が、かわいい花が多くて好きです。スイートピーとか菜の花とか、かわいかった?。
秋頃の天気予報で、この冬は、数年ぶりに雪が多い年になるかもしれないと言っていましたが、それがどうやら当たっているみたいです。年末から一気に冬本番で、新年早々雪に見舞われましたし、先週も米原あたりでは新幹線に遅れが出たりと、早くも混乱の兆しがありました。私が遠江の一の宮に出かけた日だけ、奇跡的に快晴でしたけど、前後は寒かった。

普段、菊の会員テントは、チラ見で終わるのですが、今年は、切り花が目を惹きまして、買っちゃいました。今年の1番人気は、ぽんぽん菊だそうですが、私が選んだのは、それの亜種で、緑と黄色の二色菊です。この緑が、とても綺麗な緑で、黄色との兼ね合いがすごく美しいの!一目惚れでした。スプレー菊はたまに買うことがありますが、いかにも「菊」という花だけを買ったのは、初めてです。そのくらい気に入ったんですね。水揚げして、仏壇にお供えしてます。豪華な菊の競演になりました。









