旅先で買って帰るお土産と言えば、その地方の名産ではなく、その地方の猫グッズというのが最近の傾向です。全国展開している有名作家さんの作品は地元のデパートでも買えるけど、マイナーな個人のグッズは、目と目が逢ったときが買い時というわけ。

巨大なカバンに、Tシャツと足袋、そして七宝焼きのファスナータグ
カバンはそのままお土産入れに。いろいろとモノが入って大活躍しました。量産のエコバックでは味気ないけど、布製のこれだと多少はかさばるものの折りたためて持ち運べるので結構重宝してます。
旅先で買って帰るお土産と言えば、その地方の名産ではなく、その地方の猫グッズというのが最近の傾向です。全国展開している有名作家さんの作品は地元のデパートでも買えるけど、マイナーな個人のグッズは、目と目が逢ったときが買い時というわけ。

巨大なカバンに、Tシャツと足袋、そして七宝焼きのファスナータグ
カバンはそのままお土産入れに。いろいろとモノが入って大活躍しました。量産のエコバックでは味気ないけど、布製のこれだと多少はかさばるものの折りたためて持ち運べるので結構重宝してます。
猫好きのサガゆえに、猫グッズが目に止まると、つい手が伸びてしまいます。ちょうど、ハンカチの買い換えを考えていたので、予算の許す限りゲット!

基本はタオル地ですが、あまりにもうちのコの所作に似たイラストなので、ついつい手が出てしまいました。ああ、アイロン掛けが面倒...。
近所に子供を連れた母猫の姿がチラホラしはじめた頃のことです。野良猫の母親というのは、非常に用心深くて、ある一定の距離まで近付くと逃げていくのが普通です。子猫に対しても同じようにしつけて育てます。が、その子猫は違いました。その子猫以外の兄弟は、確かに逃げていくのですが、その子だけじっとしてるんです。しかも、そのうち玄関前で寝るようになって、我が家の住人が出入りする度に足下にまとわり付くようになったのですね。うさぎのような短いしっぽをフリフリして、とにかく、人懐こいというか…。最初は、これ以上は体力的限界だから飼えないと、心を鬼にして無視を決め込んでいたんですが…。
子猫の方はおかまいなしに付いてきます。意識して家に入ろうとしたのかどうかはわかりませんが、母が荷物を入れるのに手間取ってる隙を突いて、ちょろちょろと玄関に入りかけたことがありました。玄関には「女王様」ことモモが陣取ってまして、「う~」と警戒して鳴いたから、「入っちゃ、ダメ」と追い返し、子猫はすごすごと玄関先の植え込みの影まで戻って行きました。また、朝、私達が出るときに道路まで付いてくるんですね。しかも車がきてもぼーっとして動こうとしないので、こちらとしてはやむなく家の方にぽいっと放り投げてました。
自然というのはある意味残酷です。野良猫のお母さんは育たないと見切った子猫は容赦なく切り捨てます。現れた時から、この子猫はひどい風邪を引いてまして、たぶん母猫から見捨てられたのだと思います。当然、その子猫は、人間が来たら逃げる、車が来たら避ける、ということを教えてもらってない。しかも弱いから、食事も満足に食べられないらしく、しっぽのポンポンだけ目立ってかなり痩せていました。
そして運命の日。
タマが病気になりまして、病院へ行くことになり、キャリーバッグを抱えた父が出掛けにまとわりつかれてどうにも放り出せず、根負けして一緒に病院へ連れてったのでした。あとはおきまりのコース。取りあえず、ノミ対策をして、病院通いです。まずは、あのひどい風邪を治さなきゃね。
子猫の体温は成猫より高いはずなのですが、この子は非常に低く、家に入るとすぐ膝の上に来たがりました。で、膝の中に丸まってるんです。そこそこに体温が上がってくると少しずつエサも食べるようになり、でもすぐ寝てしまいます。涙でくしゃくしゃの顔が落ち着くまでは、たぶんこの状態が続くのでしょう。だいたい、子猫が大人しくしているということ自体、異常です。こちらの目が回るほどめまぐるしく動き回るのが、本来の姿なんですから。抱っこして添い寝してやると、安心したように眠ります。ちょうど子供がお母さんの脇に寄り添って寝るみたいな感じです。
さて、予定外の子猫だから、名前のストックがない。外に居たときは、うさぎみたいなしっぽだから「ちびうさ」と呼んでましたが、画数が5画以上だから却下。男の子だからということで、結局、某ゲームの某キャラを短縮して「トモ」と命名(笑)その名のとおりに育つかは不明です。
トモはこれで天下太平ですが、クロ達には新たなる災難の到来です。今、大半の男の子達は、拒否反応が強くてベランダ組(笑)女の子達は、う~、しゃ~と言いながらも、部屋の隅から様子見。でも慣れたら、一緒に家の中を縦横無尽に飛び交うようになるんだろうな。
それは猫嫌いの叔母一家からの電話で始まりました。
「猫を拾ったんだけど、どうしたらいい?」
「は?」
犬は飼っていても猫については何もわからないということで、取るものもとりあえず、母が我が家で食べさせているカリカリとトイレを持ってGO!帰ってきたとき、母の腕の中には二匹の子猫が(爆笑)いえね、電話があったときからこうなるだろうと予測は付いていたんです。
叔母の家にその猫の一家が姿を見せたのは数日前のことでした。一番小さい子猫を口にくわえ、後ろに3匹の子猫を引き連れた雌猫が庭に入り込んできたんだそうです。いかに猫嫌いの叔母でも、さすがにその一家を追い払うには忍びず、黙って軒下を提供していたとのこと。それが雨の日、玄関を開けたら母猫と2匹が飛び込んできたとか。一瞬、しまった!と思ったそうですが、母猫が怪我をしていたこともあり、結局家の中に入れてしまい、我が家へヘルプコ-ル。すったもんだの末、子猫2匹はうちへ引き取ることになりました。母猫は、まだ外で行方不明になっている2匹の子猫のこともあり、叔母の家で飼うことに。
「クロは子猫なら面倒を見てくれるから」
苦笑いしている場合じゃないってば…。実際、クロは文句を言わず、子猫を受け入れてくれています。やってきた子猫のうち、小さい黒猫はすぐにクロについて回りはじめました。シマ猫の方は、人間の膝に抱かれてる方がいいみたいです。
さて、お決まりの命名式。単純なのが一番とシマ猫は外見から、シマと命名しました。黒猫の方は、ちょうど流れていたCMと十番目に来た猫だからと「スイートテンダイヤモンド」を短縮して、テンと命名。ただねー、シマは人間の言葉がよくわかり甘えることを知ってるのですが、テンはとにかく臆病で父以外には懐こうとしません。
…スイートテンじゃなくて、おつむテンテンのテンかい…。
懐かない猫より、懐く猫の方をどうしても贔屓してしまいます。だから、父以外の間ではシマの方が評判はいい。
その年の冬にたろが亡くなったこともあり、二匹は父の部屋をメインとすることになりました。二匹の子猫の存在は、たろを亡くしてショックを受けていた父には何よりの慰めになったようです。
一方、叔母の家に残された母猫は、その後行方不明になっていた子猫二匹と無事再会でき、ともに叔母の家で飼われることになりました。もっとも子猫のうち1匹は、既にもらい手が決まっているとのこと。どちらにしてもよかったと胸をなで下ろしました。
我が家の玄関前にはハーブを中心とした鉢植えがいくつかあります。放任主義とはいえ、最低限の水やりくらいせねば、ということで、それなりの園芸道具もあります。その中でポピュラーなものといえば、バケツです。使わないときは家に収めているのですが、うっかり外の水場に置き忘れてしまうこともあります。何しろ、プラスチック製の軽いものですから、風が吹くと転がって水場の中でカラカラ音がします。それが好奇心旺盛な子猫の格好のおもちゃとなっても不思議はありません。えらく転がる音が響くなあと思っていると、案の定、どこからかやってきた子猫の遊び道具となっていました。たかが安物のバケツひとつですが、ハーブの水やりには欠かせない道具です。
「壊されないうちに取りに行った方がいいんじゃない?」
野良猫なら人が近づけば逃げていくのが基本ですから、玄関を出たのはいいけれど…。
近づいても逃げないどころか足下にすり寄ってくる始末。
「だめだめ。うちには入れられないからね」
バケツを取るどころか、慌てて家に引き返すこととなりました。
が、子猫はまとわりつきながら付いてくる。
心を鬼にして、取りあえずは玄関の戸を閉めました。
「バケツは?」
「…忘れた」
しかし、さすがに今出ていくのはまずかろうということで、少し時間をおくことにしました。
そのまま放置しておくこと半日。
夕方近くなって、バケツの転がる音もしなくなったので、もう大丈夫だろうと母が玄関を開けると、すかさず足下にすり寄ってくる子猫が一匹。無情に蹴飛ばそうと足をあげても全く動じる様子がなく、ふにゃふにゃと鳴きながらまとわりついて離れようとしないのでした。
「バケツ、あった?」
「バケツはあったけど、子猫もいるわよ」
苦り切った声に一同沈黙。
「どうするの、ソレ」
「どうするったって…」
ころんとひっくり返してみると、付いているべきものが見あたらない。
どうやら雌のようです。
「この辺、野良の雄が多いんだよね」
「雌だと子猫を生むだろうから、また野良の子が増えるよね」
当時我が家に7匹いる猫のうち、雌は2匹。残りの5匹は雄ですから、バランス的には圧倒的に雄が優勢です。もっとも、全てに置いて女の子が強いんですけどね。で、女の子ならいいか、ということで、めでたく母のお膝に抱っこ。
ところで、外見はころころとしているのに、なぜか目が真っ赤なのです。
正確には、赤い涙を流しているというべきでしょうか。
「はい、病院へ行ってこようね」
そのままバスケットに入れられ、子猫は病院へ行くこととなりました。
病院へ行くとなると、当然名前が必要です。
「女の子だからねえ」
少し考えた後、外見が丸いところから「まり」に決定。
診察を受けたところ軽い風邪を引いているということで、目薬と飲み薬をもらってきました。たろのガールフレンドに欲しいとの父の要望で、主な寝床は2階の父の部屋に決定。しかし、たろは人間でいえば中年のおじさん。対して、まりは小学生くらいのピチピチギャル(笑)風邪が治ると元気いっぱいで遊び相手を欲しがり、最初は相手をしてやるたろも途中から逃げ出す始末です。やっぱり、名前が悪かったのでしょうか?
今日も「まり」は、鞠が跳ねるがごとく元気いっぱいに部屋中を飛び回っています。

まるまるとしている子猫のまり。