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卵の日

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巨大な次空間に蝕まれ、今にも消滅しようとしていた世界で、わずかに残された人類は、もてる技術の全てを費やし、世界を守るために人工生命体「外人(がいと)」を作り上げます。数少ない外人の中でも更に少ない称号付きの守護者4人とただ一人の女性の「描き手」ヴァイスが出会ったところから物語が始まります。4人の守護者はいずれも曲者揃いですが、中でも能力未知数のアートルムは、ヴァイスにいわゆる一目惚れ状態で、能力を発揮したり暴走したり。気になるのは、リーダー格のオールとヴァイスとが同じ言葉を知っていることです。

生きることなんて、言うほど簡単じゃないけど、考えるほど難しくない

彼らの関係を含めてキーワードになりそうな言葉です。

エピソードは、ヴァイスが受けた依頼に4人が護衛するか、4人が受けた依頼にヴァイスがくっついて行くかで始まり、次生(魔物)と戦うシーンが結構派手。スプラッタ苦手な人には向かないかもしれません。でも、それを差し引いても会話が楽しいし、じっくり読ませてくれるのでストーリー重視派にはオススメです。

ヴァイスもただ守られているだけの存在ではなく、まず自分で身を守る術を心得てます。その上で、4人と接しているので、守護者の方がむしろ押され気味の感があります。おちゃらけているようで、命の重みをしっかり感じさせてくれる作品です。

昔、2巻まで出ていて、それもいいところで切れてた作品が新装版で出版されたものです。今度は是非、結末まで出して欲しいです。

卵の日卵の日
直野 儚羅
リブレ出版 2008-03-01
ゼロコミック
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